テオ・アンゲロプロス死去

昨日の夕刊を見てハッとした。アンゲロプロス監督の訃報記事。
新作撮影中道路を渡ろうとして、バイクにはねられたそうだ。享年76歳。

私の映画人生のなかで、最も衝撃を受けたのは、
ブニュエル監督「アンダルシアの犬」の眼に剃刀、エイゼンシュテイン監督「戦艦ポチョムキン」の大階段、そしてアンゲロプロス監督「アレキサンダー大王」のワンカット。

学生時代、深夜映画にはまっていたのだが、深夜の衝撃だった。

19世紀ギリシャ革命という激動の時代が舞台。
大写しになった、ギリシャの田舎風景らしい青々とした草原を背景に、
数人の名も無き民が、静かに立ち去る。
後には、草原が変わりなく青々としている。

ただそれだけで、時代の動揺、人民の哀しみと怒りが伝わってきて、
テレビの前に、ただ釘付けになった。
こんな描き方があるんだなあ、とほれぼれした。

どんな映画の撮影中だったのだろうか?
久しぶりに、映画が見たくなる。
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by 66nobnob | 2012-01-26 13:02 | 日々

三畳一間で思うこと
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